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目視等級と機械等級の違いは?

コラム


木材には、強度に関する品質の等級があるのをご存じでしょうか。
等級の区分は丸みや節などを目視で見分ける「目視等級」と、測定器で強度区分を分ける「機械等級」の2つに分けられます。
今回の記事では、目視等級と機械等級の違いについて詳しくみていきましょう。
▼目視等級と機械等級の違い
■目視等級
目視等級とは、木材の外観を目視で評価するための基準です。
木材の外観において、色・形状・表面の傷などが評価されます。
評価の観点としては、木材の強度を低下させるような欠点がないかという点です。
目視等級は人の目による主観的な判断に基づいており、一般的には強度の強い1級から強度の弱い3級に分類されます。
■機械等級
専用の測定器を使用した評価方法です。
ヤング係数の測定数値から等級区分し、強度の強いE150から強度の弱いE50に分類されます。
数値化されたデータに基づいて評価されるため、人の主観的な判断を排除し客観的な基準に基づいた評価が可能です。
▼まとめ
目視等級は人の目による判断、機械等級は測定機械を用いて評価する違いがあります。
木材の強度品質管理においては、目視等級と機械等級の組み合わせが適切な場合もあります。
これらの概念の違いを理解し、適切に活用するのが重要です。
福岡のうきは市にある『有限会社東部産業』では、目視等級と機械等級で強度を的確に評価したうえで、スギ材の製材事業を行っています。
木材選びでお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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