仕上げ材とは、建物の内装や外装の中でも表面に使用される材料のことです。
直接目に触れる部分に施工するため、より慎重に種類を選ぶ必要があります。
そこで今回は、仕上げ材の代表的な種類についてご紹介します。
▼仕上げ材の種類とは
■無垢材
木の素材そのままの板や角材を使用したもので、自然な風合いや香りが魅力です。
耐久性や断熱性に優れていますが、湿度や温度の変化によって反りや割れが起きやすいためメンテナンスが必要です。
■合板
薄い木の板を重ねて接着した板材で、強度や安定性が高く加工しやすいです。
表面に化粧板を貼ることで、さまざまなデザインや色合いに仕上がります。
■珪藻土
微生物の化石からできた土のことで、吸湿性や調湿性に優れています。
空気中の有害物質を分解する効果もあり、自然な風合いで呼吸する壁として人気ですが、水に弱く汚れやすいため注意が必要です。
■漆喰
石灰と水を混ぜて作った塗り壁のことで、珪藻土と同様に吸湿性や調湿性が高く、空気を浄化する効果もあります。
ただし、水に弱く傷つきやすいためメンテナンスが必須です。
■タイル
陶器や石などの素材を焼いたり切ったりした板状のもので、耐水性や耐久性に優れています。
色・形・模様などのバリエーションが豊富で、デザイン性が高いです。
▼まとめ
仕上げ材には、無垢材・合板・珪藻土・漆喰・タイルなどさまざまな種類があります。
それぞれ性質や印象が異なるため、機能性や好みを考慮して選びましょう。
当社は福岡県うきは市にてスギの製材事業を行っており、ご希望の形に加工して配送いたします。
木材のプロがご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。