木材は正しく保管しないと、カビが生えたり反ったりしてしまいます。
では、どのようにして保管すればいいのでしょうか。
そこで今回の記事では、木材の正しい保管方法をご紹介していきます。
▼木材の正しい保管方法
■木表・木裏の順で積み重ねる
木材を重ねて保管する場合は1枚目を木表が上、2枚目は木裏が上というように順番に積み重ねていく必要があります。
すべて同じ向きにしてしまうと、反りが発生しやすくなるためです。
ちなみに、木の幹の中心から遠いほうが木表です。
■桟積み(さんづみ)をする
風の通りが良くなるように、木材同士の間隔を空けて積むことも大切です。
桟木の上に木材を置く、というのを何段も重ねていくことを「桟積み」と言います。
木材同士の間隔を空けると、カビも発生しにくくなります。
■生木は立てて保管する
切ったばかりの生木は水分が含まれているため、立てて保管すると乾燥が進みやすくなります。
根元を上にすると木が水分を吸わなくなるので、より乾燥しやすくなるでしょう。
■木材を使う場所に似た環境で保管する
屋内で使う木材は屋内に、屋外で使う木材は屋外で保管するのがおすすめです。
これは、木材を使う環境と同じ水分量を保つためです。
木材が乾燥したり湿気を帯びたりを繰り返すと、加工後に割れたり収縮したりするので注意しましょう。
▼まとめ
木材は、次のように保管しましょう。
・木表、木裏の順で積み重ねる
・桟積み(さんづみ)をする
・生木は立てて保管する
・木材を使う場所に似た環境で保管する
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