山から木材を切り出した時は、どのように運搬しているのでしょうか？
重く大きい丸太が、どのように運ばれているのかご存じない方も多いでしょう。
そこで今回は、木材を運搬する方法をご紹介していきます。
▼山から木材を運搬する方法
■木材運搬トラックを使用する
山で切り出された原木を、製材工場まで運び出すには「木材運搬トラック」を使用します。
油圧シリンダーを使ってアームを操作して積み込む方法と、フォークリフトを使用して積み込む方法があります。
トラックの種類によりますが、一度で運搬できる積載量は15トンほどです。
また木材運搬トラックは、荷台が一般的なトラックよりも大きく積みやすい構造になっています。
荷台を囲むアオリも高めに作られており、木材の落下を防げるのが特徴です。
■架線集材
木材をロープにつるして、搬出する方法です。
スキー場のリフトを移動させるように、木材を搬出します。
大型トラックのエンジンを積んだ集材機という機械を使い、リフトを動かします。
集材機の設置には手間がかかりますが、スムーズに搬出できるでしょう。
▼まとめ
山から木材を運搬する際は、木材運搬トラックを使用するのが一般的です。
また架線集材と呼ばれる、ロープでつるして搬出する方法も用いられます。
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