木材は本来水分を含んでいますが、水分が多すぎると製品に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、しっかり乾燥させてから使用するのが基本です。
今回は、木材を乾燥させることの重要性について詳しく解説します。
▼木材を乾燥させることの重要性とは
■加工後の収縮を防ぐ
木材は水分が減ると収縮して形や寸法が変わり、家具や建築物などの製品に不具合を引き起こす可能性があります。
たとえば、ドアや窓が閉まらなくなったり、床や壁がひび割れたりすることがあります。
木材を乾燥させて水分含有率を一定にすることで、加工後の収縮を防ぐことが可能です。
■腐朽を防ぐ
木材は水分が多いと、カビや菌などの微生物によって腐朽しやすくなります。
腐朽した木材は強度や耐久性が低下して見た目が悪くなり、腐朽した木材から有害なガスや臭気が発生することもあります。
このようなリスクを抑えて安全に使用するためにも、しっかり乾燥させることが重要です。
■強度を高める
木材は水分が多いと柔らかくなり、折れたり曲がったりしやすいです。
木材の強度や剛性を低下させる原因になり、梁や柱などの構造部材に影響を与える可能性があります。
つまり、乾燥させて水分含有率を下げることで木材の強度を高められます。
▼まとめ
木材を乾燥させることは、加工後の収縮や腐朽を防いだり強度を高めたりするために必要です。
ただし、乾燥が足りなければ本来の効果が期待できないため、正しい方法で乾燥させることがポイントです。
当社は福岡県うきは市にてスギの製材事業を行っており、高い乾燥技術と14機の乾燥機の使用で良質な木材をお届けいたします。
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