バイオマスエネルギーは、近年注目されているエネルギー源の1つです。
環境に優しいことで知られていますが、詳しく知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、バイオマスエネルギーとは何なのか解説します。
▼バイオマスエネルギーとは
バイオマスエネルギーとは、植物や動物などの有機物から得られるエネルギーのことです。
バイオマスは太陽光を利用して光合成を行うことで成長し、その過程で二酸化炭素を吸収します。
そのため、二酸化炭素の排出量を抑えられる、再生可能なエネルギー源として注目されています。
▼バイオマスエネルギーの原料
■木質バイオマス
木材や枝葉などの植物由来の固体物質で、直接燃焼させることで熱や電気を発生させます。
加工することで、輸送や保管が容易になります。
■バイオガス
家畜の糞尿や生ごみなどの有機廃棄物を、発酵させることで生成されるガスです。
メタンや二酸化炭素などを含んでおり、燃料として利用できます。
■バイオエタノール
サトウキビや、トウモロコシなどの植物から得られるアルコールです。
ガソリンに混ぜて使用することで、自動車の排気ガスを減らせます。
石油に依存しない、国産のエネルギー源として期待されています。
■バイオディーゼル
菜種油や廃食用油などの植物油から作られる、ディーゼル燃料です。
二酸化炭素や硫黄酸化物などの、有害物質の排出量を減らせます。
▼まとめ
バイオマスエネルギーとは、植物や動物などの有機物から得られるエネルギーのことです。
木質バイオマス・バイオガス・バイオエタノール・バイオディーゼルなどが、原料として使用されています。
当社は福岡県うきは市にてスギの製材事業を行っており、木質バイオマス発電の燃料としてもお使いただけます。
用途に合わせてさまざまな形に加工いたしますので、お気軽にお問い合わせください。