スギは日本の代表的な樹木の1つで、建築材や紙の原料として重要な役割を果たしています。
良質な木材をつくるには、伐採するタイミングが非常に重要です。
そこで今回は、スギの伐採に適したタイミングをご紹介します。
▼スギを伐採するタイミングとは
■11~12月
11~12月は気温と湿度が低いため、スギの水分量が減ります。
これによりスギは乾燥しやすくなり、カビや虫害の発生を防げます。
また、スギは冬季には生長を停止し休眠状態に入るため、この時期に伐採することでスギにかかる負担を軽減できるのです。
■樹齢が60~70年のもの
スギは、樹齢が60~70年ほどになると成熟期に入ります。
この時期のスギは幹が太く直立し高さも十分にあるため、建築材や紙の原料としての利用に最適です。
また、自然災害や病害虫に対する抵抗力も高くなる時期で、伐採することでスギ自体や周囲の木々を守ることにもつながります。
■健康状態が悪い時
スギは健康状態が悪くなると、枯れたり倒れたりする可能性があります。
周囲の木々や人々にも危険を及ぼすため、すぐに伐採する必要があります。
また、健康状態が悪いスギは病気や虫害を引き起こす原因となり、他の木々にも感染する恐れがあります。
これらの理由から、健康状態が悪いスギは早めに伐採することが必要です。
▼まとめ
スギの伐採に適した時期は11~12月で、樹齢が60年を超えたタイミングがおすすめです。
ただし、健康状態が悪いスギは放置するとさまざまなリスクがあるため、すぐに伐採する必要があります。
当社は福岡県うきは市にて、スギの製材作業から梱包・配送まで行っています。
良質な木材を取りそろえていますので、お気軽にお問い合わせください。